社会への取り組み サプライヤーとの連携

オルガノグループは、サプライヤーの皆様に「購買基本方針」に定められたオルガノグループのCSRに対する考え方をご理解いただくために、
2015年5月に「オルガノグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」を策定いたしました。
2022年4月、このガイドブックをグローバルスタンダードである「RBA行動規範」に準拠した内容に全面改定いたしました。
引き続き変化する国際的なCSR基準への対応を図ってまいります。

オルガノグループサプライチェーンCSR推進ガイドブックのダウンロード
オルガノグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック (429KB)

※RBA: Responsible Business Alliance(責任ある企業同盟の略称)
電子業界を中心とした国内外の企業から構成され、グローバルなサプライチェーンにおいて労働者およびコミュニティの権利と福祉を支援する非営利団体です。企業がグローバルサプライチェーンを通じた社会的、倫理的、環境的責任を果たすことを目的とし、労働環境が安全であること、敬意と尊厳を持って労働者を処遇すること、さらに環境への責任を果たすとともに、業務を倫理的に行うための基準を規定しています。

サプライチェーンマネジメントの基本的な考え方

当社グループは、「水で培った先端技術を駆使して、未来をつくる産業と社会基盤の発展に貢献するパートナー企業としてあり続けます」という経営理念のもと、オルガノグループ役員と従業員が遵守すべき「オルガノグループ企業行動指針」を定め、グループ全体でCSRへの取り組みを推進しています。

「オルガノグループ企業行動指針骨子」

  1. I 顧客、取引先および株主の信頼と期待に応える
  2. II 一人一人がその能力を発揮できる快適な職場をつくる
  3. III 社会の健全な発展に貢献する

購買基本方針

1.公平、公正な取引
購買取引の際は、取引条件を明らかにし、価格、品質、納期、その他の諸条件等を公平・合理的に評価し、購入先を決定します。
購入先からは購買活動に必要な情報のみを取得します。業務上知り得た情報については適切に管理し、許可なく第三者に開示、漏洩したり、目的以外に使用するなど不正に使用しません。
2.法令および社会規範の遵守
独占禁止法、下請法、建設業法および関係法令を遵守し、優越的地位を濫用することなどにより、購入先に不利益を与える行為は行いません。
知的財産権は適切な契約をしたうえで使用し、不正に使用するなど知的財産権を侵害する行為は行いません。
購入先との個人的な利害関係は持ちません。
不当な利益や優遇措置の取得・維持を目的とした、接待、贈答、金銭その他の経済的利益の要求を行ったり、受けたりはしません。
3.パートナーシップの構築
購入先とは信頼関係を構築・維持することに努め、相互協力により共存共栄の関係を図ります。
購入先における法令遵守、環境、人権などの社会的責任への取組みに関心を持ち、お互いに社会的責任を果たせるよう努めます。

CSR調達の取り組み

製品・サービスがどのように作られ、提供されるのかといった事業プロセス全体に対するステークホルダーの関心が高まる中、当社グループのCSRを推進するだけでなく、サプライチェーン全体でCSRを推進していくことが求められてきており、当社グループは、2015年5月に「オルガノグループサプライチェーン CSR推進ガイドブック」(以下、本ガイドブック)を策定し、お取引先様と共通理解を深め、CSR活動に取り組んでまいりました。
当社の事業も従来の国内・アジアに加え、2021年に半導体製造用の水処理設備などの需要拡大が期待される米国に、現地子会社を設立して事業をスタートさせています。
このような事業拡大の中、当社CSRの取り組みの基準も、より国際的な基準に合わせるべきであるとして、2022年4月に本ガイドブックをグローバルサプライチェーンの社会的責任を推進する企業連盟であるRBA(Responsible Business Alliance)の行動規範に準拠する内容に改定いたしました。
今後、当社は本ガイドブックに基づき、CSR活動に取り組むとともに、お取引先様のCSR活動の取り組み状況を確認させていただき、必要に応じた支援を行ってまいります。