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図4に示す様な、それぞれのカラムの出入口を円環状に接続して、流体の出入口を
各カラムに4ヵ所づつ設けた装置について考えます。 流体は、カラム内を円環状に循環して流れると同時に原液F、溶離液D、成分A、 成分Cの各出入口から連続的に出入りする事が出来るようにします。
ここでF、D、A、Cの各出入口の位置を、円環状に循環して流れる流れの方向に
一定時間毎に切替え、1カラム分づつ順次移動させます。
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図 4 | |
Internet Explorer3.02以降 |
この様な操作条件で運転する事により、流体の流れと逆方向の速度 US(=−UV)
で充填剤を見掛け上移動させる事が出来ます。
したがって成分A、Cは、原料供給口Fを境に互に逆方向に移動し、抜き出し口A、
Cからそれぞれの成分を連続的に抜き出す事ができます。 しかしながら、擬似移動層方式は2つの画分にしか分けられないと言う欠点があ ります。
図4に示す様に擬似移動層装置では原液供給口Fから各成分の抜き出し口A、Cの
間は常に成分Aまたは成分Cが存在しています。 このため擬似移動層装置では、目的成分の溶出位置が、分離対象成分の中で、最 も早いか、あるいは最も遅い場合にしか、一度の分離操作で目的成分を取り出すこ とはできなかったのです。 目的成分が不純物と不純物の間に挟まれた位置に溶出する場合には、
2つに分ける操作を二度行うか、
の方法を取るしかなかったのです。 そこで
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多成分の分離に適した固定層方式 高純度・高濃度・高回収率の分離が可能な擬似移動層方式
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それぞれの特長を生かした有機的な組合せにより完成された多成分分離システムが
【新JO方式クロマト分離装置】です。 |
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オルガノ株式会社 ハイセパチ−ム Copyright © 1998 ORGANO CORPORATION 最新改訂日時 2001年 1月22日 |